パニック障害はまだ日本ではあまり知られていないため、ほとんど正しい理解がされていないのが現状です。このままだと私のように無駄な時間を過ごし、パニック障害の治療に悪影響が出てしまう人が今後も出てくると思います。それを少しでもなくすために、よくありそうな誤解をまとめてみました。

【誤】パニック障害は病気ではなく、生まれつき治らない性格だ。

【正】パニック障害とはWHO(世界保健機関)で正式に分類されている病気です。現在では発生のメカニズムが解明されつつあり、投薬と精神療法をメインにした治療が登場しています。基本的には「完治する病気」になったと言えます。


【誤】気をしっかり持てば、パニック発作は解決できる。

【正】パニック発作は放っておいても治ることはなく、悪化していく一方です。古い考え方の人だと「精神がたるんでいるから」と精神論を振りかざすところですが、神経伝達物質の異常など生理的なメカニズムも関係しているので、まずは医師の診察を受けることが大切です。


【誤】自分だけはパニック障害にならないだろう。

【正】統計によるとパニック障害の発生率は意外に高く、2~3%の確率で誰にでも発症する可能性があります。つまり決して珍しい病気ではありません。年齢的にも20代・30代を中心に、未成年高齢者まで幅広くかかる病気です。


【誤】パニック障害の人が身近にいたら「がんばれ」と励ましてあげる。

【正】実はパニック障害になっている本人からすれば、本当に苦しいときに「がんばれ!」「しっかりしろ!」と言われるのが厳しいです。私もこれで、少なからずダメージを受けた経験があります。それよりも不安な時に、ただじっと傍にいて安心させてくれる方が100倍嬉しいです。


【誤】発作の症状が減ったから、勝手に薬を飲むのを止めよう。

【正】私自身はしっかり薬を飲み続けましたが、知り合いの患者さんは勝手に自分の判断で薬を飲むのを止めて、かなり治るのが遅れたそうです。当たり前のことですが医師の指示は絶対に守ってください。特にパキシルを処方されている場合、症状がおさまってもしばらく飲み続けなければ危険です!



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